茂 林 寺

山門の左側の土産物店のご主人は、陶狸のおみやげが
一番人気がありますとおっしゃっています。

館林木戸

より車で15分

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形をなおす(しんそうたてばやしきど)

 青龍山茂林寺宝物縁起には、まず分福茶釜があげられています。
それによると「元亀元年の夏、当山七世月舟和尚の代に千人法会があり、適当な湯釜がなく寺で困っていたとき、代々の住職に仕えた守鶴和尚が、一夜のうちにどこからか一つの茶釜を持って来て茶堂に備えたという。
 
 ところがいくら湯を汲んでも湯がなくなることはなく、この不思議な茶釜を守鶴和尚は自ら紫金銅分福茶釜と名付けられた。守鶴和尚はその後十世、天南和尚の代まで百六十年間当山に降りましたが、天正十五年二月二十八日、漂然と寺を去り行方がわからなくなったといわれています。

 後世、守鶴和尚を狸の化身と伝えるものがあり、現在のお伽話となったのでしょう。」とあります。開山は大林正通禅師。

山門を潜ると両側に陶の狸が並んでいます

その狸を覆って桜が咲きます
現在は伐採されました

茂林寺山門

何と言ってもおみやげは陶狸

茂林寺沼低地湿原です。茂林寺の裏に広がっていて木道が敷かれています。
夏は蛍を見ることができ、良く俳句の句材を拾いに行くところです。

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